自己資本比率

経営全般
フリガナ
じこしほんひりつ
自己資本比率 自己資本(純資産)
総資本(負債総額+純資産)

 

自己資本(純資産)を総資本(負債総額と純資産の合計額)で割ることで計算される経営指標である。

 

【解説】

・自己資本、他人資本とは

企業の資金調達方法は2つある。

一つが、自己資本であり、これは返済する必要のない資本金と企業活動によって得られた利益の過去からの蓄積である内部留保に分けられる。

もう一つが他人資本であり、具体的には、借入金や社債といった有利子負債だけでなく、買掛金や未払金などの負債もこれにあたる。

 

・自己資本比率の良し悪し

自己資本比率が高いことは、総資本に対する自己資本の割合が相対的に高く返済する必要のある負債が少ないことを意味するため、企業の財務安全性が高いことを意味する。

反対に自己資本比率が低い場合は、将来、返済する必要のある負債の割合が高いことを意味し、過度に低い場合には倒産リスクに留意する必要がある。

 

・実例検討

日本を代表する上場企業の自己資本比率を計算すると以下のようになる。

 

経営指標 製造業A社 建設業B社 卸売業C社 小売業D社 不動産業E社
自己資本比率 38.3% 32.4% 36.7% 44.9% 36.9%

 

小売業D社の自己資本比率は40%を超えるものの、そのほかの会社は30%台で収まっている。

 

一般的に自己資本で調達するよりも負債で調達するほうがコストが低くなることから、企業は自己資本よりも負債を多くする傾向がある。ここで算出したすべての会社について自己資本比率は50%を切っている。

ただし、過度に負債に依存することは倒産リスクを高めることになため、30%~40%という割合にとどめていると考えられる。

 

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